徳久山宝福寺
会津若松市門田町大字徳久字竹之元1220
●いわれ
現在ではすっかり市街地となった門田町徳久ですが、本村の竹之元地区は昔ながらの農村です。宝福寺はその中心に位置しています。本尊は薬師如来さまです。
このお寺の住職になると、次の金剛寺住職という不文律があったと伝えます。
●『新編会津風土記』(文化6年編)に掲載されている宝福寺の紹介文
「徳久村 宝福寺
宝福寺(境内東西十九間、南北二十間。年貢地)村中にあり。徳久山と号す。府下大和町金剛寺の末寺真言宗なり。開基詳ならす。慶長中宥意と云僧住せしと云。昔村南に薬師堂あり。頽廃の時薬師を此寺に移して本尊とす。徳一の作と云。客殿に安す。」