八葉寺(はちようじ)

会津総菩提所 
諸陵山成就院八葉寺

福島県会津若松市河東町広野字冬木沢208

冬木沢詣りは、毎年8/1~8/7、午前5時から午後6時まで。 各自感染対策の上お詣り下さい。
毎年8/5、10時から「空也念仏踊り」を行っていましたが、コロナ感染予防の観点から、昨年に引き続き、今年も中止となりました(7/2決定)

八葉寺の阿弥陀堂(本堂)©田中印刷

空也上人略伝
阿弥陀堂
五輪塔
参拝順路
念仏踊り
アクセス
特別供養の事前申込
冬木沢詣りのブログ 

●冬木沢詣り
 会津若松の丑寅(東北)に位置する八葉寺は、康保元年(964)、日本浄土教の祖とも称される空也上人(903~972)によって開創されました。以来、会津総菩提所、会津高野山として遠近のひとびとの篤い信仰をあつめてきた名刹です。ご宗旨にかかわりなくお詣りできるお寺です。

 毎年お盆の一週間前、8/1~7の冬木沢詣りは、会津地方における御魂(みたま)迎えの行事として、遠く室町時代から定着し、平成12年(2000)の4月に、このお詣りの習慣そのものが、国の重要無形文化財に指定されました。

平成28年(2016)日本遺産認定
      ©田中印刷

 空也上人が会津に来られる以前、会津では、誰かが無くなると、遺体を野辺(のべ。平地と山の境になるところ)にただ放置する風葬のような方法で弔っていたと伝えます。会津に来られた空也上人は、近在に打ち捨てられた遺骸を鄭重にとむらい、念仏をとなえ、会津盆地の野辺である冬木沢に埋葬されました。このことは空也上人以後も続き、この地への丁寧な埋葬はすっかり定着しました。するとやがて、わたくしたちの祖先は皆、あの世とこの世の境界であるこの冬木沢に鎮まっておられるとの信仰が自然に起こりました。会津総菩提所、祖霊集会の霊場と称される所以であります。

 そのような経緯から、お盆(8/13~16)をむかえるにあたり、ご先祖さまが各家庭にお戻りになる前に、あらかじめ冬木沢に御魂をお迎えに行こう、という冬木沢詣りが定着していったといわれております。人は誰でも、慣れない道で帰るとき、親しい人が迎えに来てくれたら嬉しいものです。難しく考えず、顔の浮かぶあの人の喜ぶ顔のため、冬木沢にお迎えに出かけたらいかがでしょう。 一週間の祭礼のうち、毎年5日の午前10時からは県指定文化財の「空也念仏踊り」が空也光陵会によって、空也堂に奉納されます。※ただしコロナ流行により、令和2年は関係者のみでの仏事執行となりました。

 阿弥陀堂(本堂)を上空よりのぞむ

●参考資料
 平成22年(2010)、文化庁により「冬木沢詣り」の映像が記録資料として記録されました。翌年にはNHK地上波での放映も予定されておりましたが、東日本大震災が起こり、それどころではなくなりました。現在、その映像記録の一部がまとめられ、ありがたいことにyoutubeで閲覧できます。ぜひご覧ください

●冬木沢詣りガイドブック発刊
平成19年(2007)、多くの皆様のご要望もあり、冬木沢詣りの概要、所蔵文化財の概要、空也念仏踊りの解説等、詳しいガイドブックを刊行いたしました。就中、空也念仏踊りの次第の解説、和歌和讃の注釈、踊りの伝播経路の研究につきましては、類が無いものです。このHPの使用写真の大部分も本書から拝借しています。これは本書の撮影・編集・製本を担当した有限会社田中印刷(会津若松市湯川町3-79)の善意によるものです。本書の価格は800円となります。原則的に冬木沢詣り中に、八葉寺のみで販売しています。

●令和3年のチラシ(©田中印刷)new2021/7/12up
※PDFデータでダウンロードできます。印刷はB4ヨコを推奨します。

●好評のクリアファイル(令和2年発売)
汎用性の高いA4サイズ。参詣の思い出に。